山口産業保健総合支援センターメールマガジン第169号

投稿者: | 2022-08-01

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山口産保メールマガジン
第169号:2022.08.01
発行:山口産業保健総合支援センター 所長 赤川 悦夫
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INDEX
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■1 産業保健専門職(保健師)のコラム
■2 情報提供【厚生労働省情報他】★新掲載
■3 産業保健関係者等研修会のご案内
■4 Webによる研修のご案内
■5 山口産業保健総合支援センター事業のお知らせ
■6 情報提供 ★年間掲載

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■1 産業保健専門職(保健師)のコラム
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 夏真っ盛りですね。昨年植えたこぼれ種から勝手に成長したゴーヤは立派な緑のカーテ
ンになってしっかりと実をつけてくれます。ゴーヤのビタミンCは加熱しても壊れにくく
揚げ物や炒め物がおすすめです。代表的な夏野菜といえばキュウリでしょうか。ビタミンC
やカリウムを含んで尿の排泄を促し体の余分な熱を下げる効果もあります。そういえばト
ウモロコシのおいしい食べ方を教わりました。トウモロコシを皮ごとしっかりラップで包
み600wで3分半レンジにかけます。皮の付け根の端を包丁で切ると、するりと実が出てき
てとても甘いです。トウモロコシは疲労回復に効果があるといわれています。ナスの皮や
トマトに含まれる色素には抗酸化作用があり生活習慣病のもとにもなる活性酸素の働きを
抑えてくれます。夏の暑さや疲労、紫外線から身体を守ってくれる夏野菜、しっかり摂り
ましょう。
 さて、その生活習慣病もそのままにしておくと血管を痛めてしまい大きな病気につなが
ります。脳梗塞もその一つです。脳梗塞といえば冬に危険が増す印象があるかもしれませ
んが、暑い夏も注意が必要です。夏は大量の汗をかきやすく血液の粘度が増して血栓がで
きやすくなります。特に高齢の方や高血圧や糖尿病などの生活習慣病を持った方は脱水症
状が原因で脳梗塞が起こりやすくなります。軽症の時は熱中症と間違われることもありま
す。熱中症と同じく小まめな水分摂取、お酒の飲みすぎに注意することが対策になります。
特にリスクが高い方は半身の麻痺や脱力、しびれやろれつがまわらない、ふらつきや眩暈
などの症状があった時は放置せずに医療機関を受診し、かかりつけ医の先生に相談しましょう!

                         保健師 岸野 朝子

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■2 情報提供 【厚生労働省情報他】★新掲載
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1 令和4年度「全国労働衛生週間」を10月に実施
 今年のスローガンは「あなたの健康があってこそ 笑顔があふれる健康職場」に決定
 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26899.html

2 化学物質による労働災害を防止するため、労働安全衛生規則等の一部が改正されました。
 事業者がリスクアセスメント(RA)の結果に基づき、ばく露防止のための措置を適切
 に実施する新たな制度が導入されます。
 (一部令和5年4月1日又は令和6年4月1日施行)
 主な改正点は以下の通りです。
 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25984.html
 (1)労働安全衛生規則関係
  ア 化学物質管理体制強化(化学物質管理者の選任)
  イ 安全データシート(SDS)等の定期的確認・見直し
  ウ 化学物質の自律的な管理体制の整備
    (RA結果に基づく健診実施、皮膚・眼の保護具他)
  エ 衛生委員会への化学物質の自律的な管理の実施状況の調査審議義務付け
  オ 雇入れ時等の教育(全業種への化学物質等に係る教育実施義務付け)
 (2)有機則、鉛則、四アルキル鉛則、特化則、粉じん則関係
  ア 化学物質管理の水準が一定以上の事業場に対する個別規制の適用除外
  イ 作業環境測定結果が第三管理区分の事業場に対する作業環境改善措置の強化
  ウ 作業環境管理等が適切に実施されている場合の有機溶剤、特化物(特別管理物質
    等を除く。)などに関する特殊健康診断実施頻度の緩和
 今回の法改正に関連して化学物質に係る相談体制も整備されています。
  トータルサポート http://www.technohill.co.jp
  SDS相談窓口  https://www.technohill.co.jp/telsoudan/
  RA訪問支援   https://www.technohill.co.jp/rabel_sds/

3 一人親方等の安全衛生対策について 労働安全衛生規則等の一部を改正する省令の
 施行等について
 https://www.mhlw.go.jp/content/11300000/000930498.pdf

4 令和4年度「安全衛生に係る優良事業場、団体又は功労者に対する厚生労働大臣表彰」
 受賞者が決定 32の事業場と37名の個人を決定し、厚生労働省から公表されました。
 https://www.mhlw.go.jp/content/11300000/000948648.pdf

5 現在新型コロナウイルス感染症対策として実施している、新しい働き方・休み方をこ
 れからも続けていくためには、計画的な業務運営や休暇の分散化にも資する年次有給休
 暇の計画的付与制度や、労働者の様々な事情に応じた柔軟な働き方・休み方に資する時
 間単位の年次有給休暇制度の導入が効果的です。
「働き方・休み方改善ポータルサイト」内「年次有給休暇取得促進特設サイト」
 https://work-holiday.mhlw.go.jp/kyuuka-sokushin/

6 これからの労働時間制度に関する検討会報告書(案)参考資料(1)
 https://www.mhlw.go.jp/content/11201250/000965214.pdf

7 令和4年度「『見える』安全活動コンクール」の実施等について
 8月1日から、労働災害防止に向けた取組事例を募集、投票により優良事例を表彰。
 ○「『見える』安全活動コンクール」特設ページ
 https://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzenproject/concour/oubo.html
○「『見える』安全活動コンクール」特設ページ内 「応募作品」ページ
 https://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzenproject/concour/2022/list.html
○あんぜんプロジェクト周知用リーフレット
 https://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzenproject/leaflet_2022.pdf

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■3 産業保健関係者等研修会のご案内(9月分・10月分)
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★諸事情により(新型コロナウイルスなどの感染症の拡大防止の場合を含む)
研修を延期または中止することがあります。その場合にはホームページで
ご案内するとともに、受講申込者様に連絡を差し上げます。

1テーマ:テレワーク指針の改正と労働衛生管理上の留意点について
 内容 :コロナ禍を契機に注目度が増したテレワークについて、2021年3月に指針の改
     正が行われています。労働衛生管理上の留意点についてレビューします。
 日時 :令和4年9月2日(金)14:00~16:00
 講師 :山口大学保健管理センター 准教授(相談員・産業医学担当)森本 宏志
 会場 :海峡メッセ下関 805号会議室

2テーマ:「心理学を用いたセルフケア」
 内容 :コラージュ療法という技法で自分の思いや望みなどに気づきます。気持ちに気
     づくことで、癒されたり、新しい自分を発見したり等の効果があります。
 日時 :令和4年9月6日(火)13:30~15:30
 講師 :宇部フロンティア大学大学院 人間科学研究科 准教授 三島 瑞穂
 会場 :ココランド山口・宇部 2F リベルテ

3テーマ:「流れ学に基づく換気の理解および評価と改善」 (10/6に延期します)
 内容 :感染予防,受動喫煙対策や化学物質の取り扱いにおいて換気が多く用いられ
     ます。流れ学に基づいて換気の方法と機械設備を解説し、評価方法と改善策
     についても触れます。
 日時 :令和4年9月12日(月)14:00~16:00
 講師 :山口大学大学院創成科学研究科 教授(相談員・労働衛生工学担当)望月 信介
 会場 :パルトピアやまぐち 第1会議室

4テーマ:「ゲートキーパー養成研修 ~うつ病事例を通して~」
 内容 :職場でメンタル不調の部下や同僚がいた場合、どのように関わったらよいのか、
     グループワークを通して学んでいきます。
 日時 :令和4年9月16日(金)13:30~15:30
 講師 :宇部フロンティア大学 人間健康学部 看護学科 講師 立川 美香
 会場 :海峡メッセ下関 805号会議室

5テーマ:「ハラスメントを防ぐコミュニケーション~交流分析の基本~」
 内容 :自分も他人も認めることのできるコミュニケーションを目指して、交流分析の
     ことを学びましょう。
 日時 :令和4年9月28日(水)13:30~15:30
 講師 :山口産業保健総合支援センター(産業保健専門職)保健師 岸野 朝子
 会場 :周南地域地場産業振興センター 会議室3

6テーマ:「若年性認知症支援について~もし、従業員から相談があったら~」
 内容 :働き盛りの現役世代でも認知症を発症することがあります。受診につなげる工
     夫から就労を継続するための支援、ご利用いただける社会資源を紹介いたします。
 日時 :令和4年10月4日(火)13:30~15:30
 講師 :山口県立こころの医療センター 若年性認知症支援相談窓口 石原 弥生
 会場 :シンフォニア岩国 2階特別会議室

7テーマ:「「事務所衛生基準規則」について」
 内容 :今般、事務所衛生基準規則が改正されました。改正内容医を含めて事務所衛生
     基準規則の解説をします。
 日時 :令和4年10月5日(水)13:30~15:30
 講師 :労働衛生コンサルタント(相談員・関係法令担当)清藤 正裕
 会場 :ココランド山口・宇部 2F リベルテ

8テーマ:「流れ学に基づく換気の理解および評価と改善」
 内容 :感染予防,受動喫煙対策や化学物質の取り扱いにおいて換気が多く用いられ
     ます。流れ学に基づいて換気の方法と機械設備を解説し、評価方法と改善策
     についても触れます。
 日時 :令和4年10月6日(木)14:00~16:00
 講師 :山口大学大学院創成科学研究科 教授(相談員・労働衛生工学担当)望月 信介
 会場 :山口県健康づくりセンター 第3研修室

9テーマ:「風通しのよい職場づくり~上司のコミュニケーション力~」
 内容 :ハラスメントや高ストレス者が多い職場の要因には、「上司と部下のコミュニ
     ケーションが少ない職場である」という共通する特徴があります。
 日時 :令和4年10月7日(金)13:30~15:30
 講師 :医療法人社団松涛会 教育担当部長 小西 孝子
 会場 :海峡メッセ下関 805号会議室

10テーマ:「在宅勤務によるメンタルヘルス予防」
 内容 :在宅勤務の中で起こりうるメンタルヘルス不調予防について学び合いましょう。
 日時 :令和4年10月17日(月)13:30~15:30
 講師 :山口産業保健総合支援センター(相談員・メンタルヘルス担当)青野 京子
 会場 :周南地域地場産業振興センター 会議室3

11テーマ:「信頼関係を築く傾聴力を身につける」
 内容 :傾聴力がアップすることで、コミュニケーション能力を高め、良好な人間関係
     を築くことができます。
 日時 :令和4年10月25日(火)13:30~15:30
 講師 :専門学校YICグループ 産業カウンセラー 中川 恵子
 会場 :山口県セミナーパーク 研修室201号

12テーマ:「勤労者の腰痛予防」
 内容 :痛みの要因を、解剖学と脳内機序から考え、職場で腰痛にならない様に。
 日時 :令和4年10月27日(木)14:00~16:00
 講師 :山口労災病院リハビリテーション科部長(相談員・産業医学担当)富永 俊克
 会場 :山口労災病院 図書棟2階第1・2会議室

★申し込みは以下よりお願いいたします。
 https://www.yamaguchis.johas.go.jp/seminar.html

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■4 Webによる研修のご案内(9月分・10月分)
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1テーマ:「がん検診の重要性について~早期発見が重要、医療現場での事例を交えてお
     伝えします~」
 内容 :生活習慣とがん・定期的な受診が早期発見と治療に繋がります
 日時 :令和4年9月7日(水)14:00~15:30
 講師 :佐々木外科病院総合健診センター長(相談員・産業医学担当)岩本 節子

2テーマ:「職場のコミュニケーション ~傾聴力~」
 内容 :コミュニケーション能力が高い=話し上手と考えがちですが、人との意思疎通
     で話し方と同様に大切なのは、相手の話をきく「傾聴力」です。日々の意識や
     トレーニング次第で高めることができます。一緒にいかがですか。
 日時 :令和4年9月14日(水)14:00~15:30
 講師 :専門学校YICグループ(相談員・カウンセリング担当) 山下 清可

3テーマ:「職場のメンタルヘルス対策」
 内容 :心身ともに健康であることは、日常生活・職場でも大切なことです。ストレス
     に気づき、ストレスに対処する知識、技法を身につけて実践しましょう。
 日時 :令和4年9月29日(木)14:00~15:30
 講師 :産業カウンセラー(相談員・カウンセリング担当) 益田 幾久江

4テーマ:「ストレスとメンタルヘルス」
 内容 :メンタルヘルス対策で欠かせない「ストレスとの付き合い方」について学んで
     みませんか。“自分自身をうまく扱える力を身に付ける”に繋がります。
 日時 :令和4年10月14日(金)14:00~15:30
 講師 :専門学校YICグループ(相談員・カウンセリング担当) 山下 清可

5テーマ:「ストレスチェックと職場の健康」
 内容 :ストレスチェックについて解説し、適応障害や気分障害に発症させないために
     必要なコミュニケーションや関わりを考えていきます。
 日時 :令和4年10月31日(月)14:00~15:30
 講師 :宇部フロンティア大学 心理学部 講師 木元 卓也

★申し込みは以下よりお願いいたします。
 https://www.yamaguchis.johas.go.jp/m-webseminar.html

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■5 山口産業保健総合支援センター事業のお知らせ
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★治療と仕事の両立支援対策
 当センターでは、「がん、脳卒中などの疾病を抱える労働者に対して適切な就業上の措
置や治療に対する配慮を行い、治療と仕事を両立できるようにするための事業場における
労働者への支援」のお手伝いをいたします。
https://www.yamaguchis.johas.go.jp/ryouritsushien.html

1 産業保健担当者向け専門的研修
 産業保健スタッフ、人事労務担当者等が具体的に両立支援に取り組むことができるよう
 産業保健スタッフ等を対象とした専門的かつ実践的な研修を実施します。
2 啓発セミナー
 「事業場における治療と仕事の両立支援のガイドライン」等の普及・啓発を目的に事業
 者等を対象としたセミナーを実施します。
3 個別訪問支援
 両立支援に取組む事業場等からの支援要請を受けて、両立支援促進員(社会保険労務士
 等)が事業場に訪問し、相談や職場環境整備(体制づくり、規程・制度整備等)、管理
 監督者や労働者に対する治療と仕事への理解を促す教育を実施します。
4 個別調整支援
 事業場と労働者(患者)の間の治療と仕事の両立に関する調整支援(両立支援プラン、
 職場復帰支援プラン作成の助言等)を行ないます。この支援は、労働者(患者)又は企
 業担当者等からの申出により実施します。支援の実施に当たっては、ご本人の同意書が
 必要になります。

★谷原章介さんが、産業保健総合支援センターを動画で紹介します
 産業保健総合支援センター及び地域産業保健センターが提供するサービスについて、俳
優の谷原章介さんがわかりやすく解説します。是非ご覧ください。
https://www.johas.go.jp/Portals/0/sanpocenter/webhiroba.html

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■6 情報提供 ★年間掲載
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「令和4年度両立支援コーディネーター基礎研修」日程を公開しました
 治療と仕事を両立する労働者を中心に会社と医療機関との間で情報を共有し、仲介・調
 整の役割を担う「両立支援コーディネーター」を養成する研修を実施いたします。
 6月9日(木)より募集開始となりますので、治療と仕事の両立できる職場環境の整備
 を進めて頂くきっかけとして、ぜひご参加ください。 受講料は無料です。
 https://www.johas.go.jp/ryoritsumodel/tabid/2126/Default.aspx

1 労働安全衛生総合研究所(JNIOSH)からのお知らせです ~安衛法関係政省令改正に
 より、国内の化学物質管理が抜本的に見直しとなります~
 (検討会報告書のポイントについて)
・危険性、有害性が確認された全ての物質に対して、国が定める管理基準の達成を求め、
 達成のための手段は指定しない方式に大きく転換していきます。
・企業規模や業種に関わらず、少しでも危険有害性がある化学物質を扱う場合はその全て
 の事業場で「化学物質管理者」の選任が新たに義務となる見込みです。
・将来的に特化則や有機則の対象物質を自律管理制度に移行することも提言されており、
 従来の特殊健康診断や、新規に自律管理対象となる物質の健康診断については、これか
 ら議論が進められていく見込みです。
・直近では、まずはラベル・SDSの交付対象物質が236物質ほど増える見込みです。
 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000099635_00002.html

 今後、数年かけて現在の674物質から約2900物質に規制は拡大予定。

 検討会報告書の概要については、以下サイトよりご確認が可能です。
 https://www.jniosh.johas.go.jp/groups/ghs/arikataken_report.html

 検討会報告書に基づく、労働安全衛生法関係政省令の改正提案について、以下動画サイ
 トにて、概要動画の視聴が可能となっております。
 https://youtu.be/BTYUo5hw2JA

2 事務所衛生基準規則(以下「事務所則」という。)及び労働安全衛生規則(以下「安
 衛則」という。)の一部を改正する省令が令和3年12月1日に公布され、一部の規定を除
 き、同日から施行されました。
 併せて事務所則及び安衛則について一部の運用が見直されました。

 (省令の改正に伴い変更された点)
・作業面の照度(事務所則第10条)令和4年12月1日施行
・便所の設備(事務所則第17条、安衛則第628条)令和3年12月1日施行
・救急用具の内容(安衛則第634条)令和3年12月1日施行等

また、上記省令が公布されたことを踏まえ、「情報機器作業における労働衛生管理のた
めのガイドライン」における照度の取扱等が一部改正されました。
 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000207439_00007.html

3 「長時間労働者及び高ストレス者に対する医師による面接指導実施マニュアル」
 (冊子)が作成されました。
・「長時間労働者への医師による面接指導実施マニュアル」では、事前問診票、記録用紙
 報告書等の様式が示されており、「ストレスチェック制度における高ストレス者への医
 師による面接指導実施マニュアル」では、高ストレス者に対する面接時の質問事項(セ
 リフ)、高ストレス者性格チェックシート、体調チェックシート等が掲載されているなど
 利用しやすい内容となっています。
 https://www.mhlw.go.jp/content/000843223.pdf

4 「ストレスチェック制度における高ストレス者への医師による面接指導
 実施マニュアル」 (2021年9月版)
 https://www.mhlw.go.jp/content/000843224.pdf

・ストレスチェック制度について
 事業者は、常時使用する労働者に対し、1年以内ごとに1回、定期にストレスチェック
 を実施する必要があります。
 (常時50人未満の事業場は当分の間、努力義務とされています。)
 事業者は実施後に、ストレスチェックと面接指導の実施状況を所定の報告様式により、
 所轄労働基準監督署に報告する必要があります。
 心理的な負担の程度を把握するための検査結果等報告書
 https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei36/24.html

・「ストレスチェック制度」に関する情報、「労働安全衛生法に基づくストレスチェック
 制度実施マニュアル」(令和3年2月改訂)
 https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei12/

☆ストレスチェック制度に関する電話相談のご案内☆
・ストレスチェック制度に関するご相談にお答えします。
 0570-031050(平日10時~17時)
 (全国統一ナビダイヤル 相談は無料ですが通話料はかかります)
・実施プログラム利用に関するコールセンター実施プログラムのご利用に関するご質問。
 0120-65-3167(平日10時~17時)
 (フリーダイヤル)
・心の健康づくり計画助成金、ストレスチェック助成金のお問い合わせ
 0570-783046 (平日9時~12時、13時~18時)

5 労災疾病等医学研究普及サイト
 http://www.research.johas.go.jp/index.html

・「医療従事者の安全」について
https://www.research.johas.go.jp/anzen2018/index.html

6 山口県医療労務管理相談コーナー(山口労働局 委託事業)では医師・看護師等の離
 職防止・定着促進を図ることを目的に、医療従事者の勤務環境改善に取り組む医療機関
 をサポートするため、専門のアドバイザー(医療労務管理アドバイザー)を派遣し、多
 様なニーズに対し、支援を行っています。
 https://jsite.mhlw.go.jp/yamaguchi-roudoukyoku/news_topics/topics/20220517.html

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次の配信は9月を予定しております。
これまでのメールマガジンのバックナンバーは、下記よりご覧いただけます。
https://yamaguchis.johas.go.jp/blog/?cat=4

配信停止やメールアドレスの変更等のご連絡は下記よりお願いいたします。
https://www.yamaguchis.johas.go.jp/m-mail.html

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【メールマガジン発行者】
独立行政法人 労働者健康安全機構 山口産業保健総合支援センター
〒753-0051
山口市旭通り2-9-19 山口建設ビル4階
TEL:083-933-0105 FAX:083-933-0106
URL:https://www.yamaguchis.johas.go.jp/
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