山口産業保健総合支援センターメールマガジン第162号

投稿者: | 2022-01-05

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山口産保メールマガジン
第162号:2022.01.05
発行:山口産業保健総合支援センター 所長 赤川 悦夫

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INDEX
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■1 産業保健専門職(保健師)のコラム
■2 情報提供【厚生労働省情報他】★新掲載
■3 産業保健関係者等研修会のご案内
■4 Webによる研修のご案内
■5 山口産業保健総合支援センター事業のお知らせ
■6 情報提供 ★年間掲載

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■1 産業保健専門職(保健師)のコラム
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2022年新しい年を迎えました。昨年は1日1万歩を目標にしましたが今年も
継続目標で頑張りたいと思います。1年以上にわたるコロナ禍で帰省や自由な
往来が叶わず不自由なことも多々ありました。会いたいときに家族に会う、
週末に友人と集う、趣味の集まりに興じたり、旅行でリフレッシュしたりと
いったことが普通に出来ることは本当にありがたいことだったと気づかされます。
今なおマスクや3密回避の実行で感染への予防的な生活が求められていますが、
マスクをする生活にもすっかり慣れてしまいましたね。最近のマスクは3D仕様
のものや、不織布でありながらカラフルなもの、模様入りのもの、おしゃれな
マスクカバーだの楽しくなるようなものも増えています。マスクが品薄で、自宅
にあった残り布と子供が小学生の頃買っていた赤白帽子につけるためのゴムひも
を使って、慣れないミシンを稼働させ、ちょっと不格好な(味わいのある?)
マスクを作成していたことを考えるとこれもまたありがたや。これからも色々な
ことがあるのでしょう。健康や安全に気を付けて、日常の小さな喜びに感謝
しながら新しい年を過ごしてゆきたいものですね。

保健師 岸野 朝子

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■2 情報提供
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【厚生労働省情報他】
★新掲載
1 労働安全衛生総合研究所(JNIOSH)からのお知らせです
~安衛法関係政省令改正により、国内の化学物質管理が抜本的に見直しとなります~
・危険性、有害性が確認された全ての物質に対して、国が定める管理基準の
達成を求め、達成のための手段は指定しない方式に大きく転換していきます。
・企業規模や業種に関わらず、少しでも危険有害性がある化学物質を扱う場合は
その全ての事業場で「化学物質管理者」の選任が新たに義務となる見込みです。
・将来的に特化則や有機則の対象物質を自律管理制度に移行することも提言されており、
従来の特殊健康診断や、新規に自律管理対象となる物質の健康診断については、
これから議論が進められていく見込みです。
・直近では、まずはラベル・SDSの交付対象物質が236物質ほど増える見込みです。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000099635_00002.html
※今後、数年かけて現在の674物質から約2900物質に規制は拡大予定。

◎検討会報告書の概要については、以下サイトよりご確認が可能です。
→ https://www.jniosh.johas.go.jp/groups/ghs/arikataken_report.html

◎検討会報告書に基づく、労働安全衛生法関係政省令の改正提案について、
以下動画サイトにて、概要動画の視聴が可能となっております。
→ https://youtu.be/BTYUo5hw2JA

【本件に関する問い合わせ先】
労働安全衛生総合研究所 化学物質情報管理研究センター
cimr-toiawase@h.jniosh.johas.go.jp

2 事業所向け職場における化学物質管理に関するオンライン講習会開催のお知らせ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000099635.html

3 事務所則が50年ぶりに改訂、施行されました!!
・事務所衛生基準規則の改正関連情報
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000207439_00007.html
・職場における労働衛生基準が変わりました
https://www.mhlw.go.jp/content/000857961.pdf

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■3 産業保健関係者等研修会のご案内(1月分・2月分・3月分)
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★諸事情により(新型コロナウイルスなどの感染症の拡大防止の場合を含む)
研修を延期または中止することがあります。その場合にはホームページで
ご案内するとともに、受講申込者様に連絡を差し上げます。

1テーマ:「最高の自分を引き出すコーチング」
内容 :新たな年を迎え自分自身のセルフコーチングです。ゴールを定め
最高の自分を引き出し、一日も早く実現させませんか?
日時 :令和4年1月7日(金)13:30~15:30
講師 :株式会社ワコム プロフェッショナルコーチ、 植代 智子
会場 :周南地域地場産業振興センター 会議室3

2テーマ:「発達障がいとコミュニケーション」
内容 :発達障害について解説、コミュニケーションについて考えます。
日時 :令和4年1月11日(火)13:30~15:30
講師 :宇部フロンティア大学 心理学部 講師 木元 卓也
会場 :パルトピアやまぐち 第1会議室

3テーマ:「職場のストレス対策「ストレスマネジメント」」
内容 :ストレスへの気付きやストレス対処法(ストレスコーピング)について考え、
体験することで自己理解が深まります。
日時 :令和4年1月18日(火)13:30~15:30
講師 :専門学校YICグループ(相談員・カウンセリング担当)山下 清可
会場 :海峡メッセ下関 805号会議室

4テーマ:「多様性と協調のコミュニケーション」
内容 :個々の多様性を受け止めて、持続可能な職場環境改善の一助としま
しょう。特に、過去の面談・指導などの対人関係を振り返ってみませんか?
日時 :令和4年1月24日(月)13:30~15:30
講師 :医療法人社団松涛会 教育担当部長 小西 孝子
会場 :ココランド山口・宇部 2F リベルテ

5テーマ:「病気の治療と仕事の両立」が行える職場の体制づくり」
内容 :がんなどの継続的な治療が必要な方が発生してから慌てないために、
ガイドラインに沿って社内体制を整えるとともに、
有効な社会資源を確認しておきましょう。
日時 :令和4年2月7日(月)13:30~15:30
講師 :社会保険労務士(両立支援促進員)古城 舞子
会場 :ココランド山口・宇部 2F リベルテ

6テーマ:「活用できていますか?事業者・労働者のための定期健康診断」
内容 :労働者の健康管理には、定期健康診断を受けた後の就業判定、保健指導
受診勧奨等の実施も大切です。事後措置の流れや方法、
また健診結果の活用等についてお伝えします。
日時 :令和4年2月8日(火)13:30~15:30
講師 :山口産業保健総合支援センター(産業保健専門職)保健師 山藤 紀子
会場 :海峡メッセ下関 805号会議室

7テーマ:「健康診断実施計画」
内容 :委員会での立案から、結果活用まで。
日時 :令和4年2月15日(火)14:00~16:00
講師 :山口大学大学院創成科学研究科 教授(産業医学相談員)奥田 昌之
会場 :シンフォニア岩国 2階特別会議室

8テーマ:「精神科医から見た職場のメンタルヘルス」
内容 :精神科医から見た職場のメンタルヘルスについて考えていきたいと思います。
日時 :令和4年2月22日(火)14:30~16:30
講師 :山口県立こころの医療センター 部長(相談員・メンタルヘルス担当)角田 武久
会場 :シンフォニア岩国 2階特別会議室

9テーマ:「産業看護診断ってなあに?」
内容 :産業看護の役割を学び、専門職としてどのように集団や組織を把握するか、
事例を通して産業看護診断(アセスメント)をやってみましょう。
日時 :令和4年3月4日(金)13:30~15:30
講師 :宇部フロンティア大学 人間健康学部 看護学科修士 講師 立川 美香
会場 :海峡メッセ下関 804号会議室

10テーマ:「職場のコミュニケーション~アンガーマネジメントの活用~」
内容 :自己理解と感情のコントロールで、コロナ禍における持続可能な職場環境づくりしませんか?
日時 :令和4年3月8日(火)13:30~15:30
講師 :医療法人社団松涛会 教育担当部長 小西 孝子
会場 :山口県セミナーパーク 研修室201号

11テーマ:「働く中でのセルフケアの重要性」
内容 :「自分の健康は自分で守る」という考え方を理解し、そのために
必要な知識について心理学という視点から考えていきます。
日時 :令和4年3月9日(水)13:30~15:30
講師 :宇部フロンティア大学 心理学部 講師 木元 卓也
会場 :周南地域地場産業振興センター 会議室3

12テーマ:「心理学を用いたセルフケア」
内容 :コラージュ療法という技法で自分の思いや望みなどに気づきます。
気持ちに気づくことで、癒されたり、新しい自分を発見したり等の効果があります。
チラシや雑誌などのイラストや写真を切り貼りします。
日時 :令和4年3月11日(金)13:30~15:30
講師 :宇部フロンティア大学大学院 人間科学研究科 准教授 三島 瑞穂
会場 :ココランド山口・宇部 2F リベルテ

★申し込みは以下よりお願いいたします。
https://www.yamaguchis.johas.go.jp/seminar.html

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■4 Webによる研修のご案内(1月分・2月分・3月分)
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1テーマ:「ストレス対処について」
内容 :生活習慣をはじめ、ストレス対処法は様々ですが、今気になるもの
をお伝えします。日々に参考になることを願って・・
日時 :令和4年1月17日(水)14:00~15:30
講師 :産業カウンセラー(相談員・メンタルヘルス担当)西村 志津子

2テーマ:「労働安全衛生法と産業医制度の歴史と働き方改革」
内容 :働き方改革の一環として労働安全衛生法が改正され、産業保健機能、
特に産業医機能の強化が行われた。この動きと今後の産業保健の在り方をよ
り深く理解するため、産業医と安全衛生法の歴史につきレビューしてみたい。
日時 :令和4年1月28日(金)14:00~15:30
講師 :山口大学保健管理センター 准教授(産業医学相談員)森本 宏志

3テーマ:「心と体の健康づくり(THP)について」
内容 :事業者は、労働者の健康保持増進措置を普及しなければなりません。
「THP対策指針」が平成27年に改正されています。新しい対策指針について説明します。
日時 :令和4年2月24日(木)14:00~15:30
講師 :労働衛生コンサルタント(相談員・関係法令担当)清藤 正裕

4テーマ:「病気になったけど、治療も仕事も続けたい!~治療と仕事の両立支援について~」
内容 :治療と仕事の両立支援の進め方等について概要を解説します。また、
事例をもとに様式例の記載方法等についてご紹介します。
日時 :令和4年3月1日(火)14:00~15:30
講師 :山口産業保健総合支援センター(産業保健専門職)保健師 山藤 紀子

★申し込みは以下よりお願いいたします。
https://www.yamaguchis.johas.go.jp/m-webseminar.html

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■5 山口産業保健総合支援センター事業のお知らせ
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★地域窓口(地域産業保健センター)における健康相談(無料)
小規模事業場(労働者50人未満)の事業者が行う産業保健活動を支援する
ため、労働者の健康の確保に関する相談対応等を実施します。
1 主な実施事項は次の通りです。
1健康診断の結果(有所見者に限る)についての医師からの意見聴取
2長時間労働者に対する医師の面接指導
3ストレスチェックに係る高ストレス者に対する医師の面接指導
4脳・心臓疾患のリスクが高い労働者に対する保健指導
5メンタルヘルス不調の労働者に対する相談・指導
県内に9つの地域窓口があります。詳しくは各地域窓口までお願いします。
https://www.yamaguchis.johas.go.jp/chiikisanpo.html

★谷原章介さんが、産業保健総合支援センターを動画で紹介します
産業保健総合支援センター及び地域産業保健センターが提供するサービスに
ついて、俳優の谷原章介さんがわかりやすく解説します。是非ご覧ください。
https://www.johas.go.jp/Portals/0/sanpocenter/webhiroba.html

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■6 情報提供
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1 令和3年度両立支援コーディネーター基礎研修開催のご案内
令和2年度に引き続きオンライン形式での研修開催を予定しています。
研修日程等の詳細は機構ホームページ上で公開しております。
https://www.johas.go.jp/ryoritsumodel/tabid/1968/Default.aspx

2 助成金のご案内
令和3年度助成金について、こちらをご確認ください。
https://www.johas.go.jp/sangyouhoken/tabid/1944/Default.aspx

3 労災疾病等医学研究普及サイトのご案内
労働者健康安全機構では、労働災害の発生状況や行政のニーズを踏まえ、
労災補償政策上重要なテーマや新しい政策課題について時宜に応じた研究に
取り組んでいます。

労災疾病等医学研究普及サイトについて 労働者健康安全機構 勤労者医療課より

勤労者医療フォーラムについて
https://www.research.johas.go.jp/kinrouforum/forumb.html

4 予防医療モデル事業
予防医療モデル調査研究 研究成果の公開
https://www.research.johas.go.jp/yobou/

5 労災疾病等医学研究普及サイト
職場におけるメンタルヘルス不調の予測因子の検討に関する研究
https://www.research.johas.go.jp/mental2018/index.html

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次の配信は2月を予定しております。
これまでのメールマガジンのバックナンバーは、下記よりご覧いただけます。
https://yamaguchis.johas.go.jp/blog/?cat=4

配信停止やメールアドレスの変更等のご連絡は下記よりお願いいたします。
https://www.yamaguchis.johas.go.jp/m-mail.html

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【メールマガジン発行者】
独立行政法人 労働者健康安全機構 山口産業保健総合支援センター
〒753-0051
山口市旭通り2-9-19 山口建設ビル4階
TEL:083-933-0105 FAX:083-933-0106
URL:https://www.yamaguchis.johas.go.jp/
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