山口さんぽメルマガ第210号【治療と就業の両立支援指針】作成される

投稿者: | 2026-03-10

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第210号:2026年3月6日 発行
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INDEX
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■1 情報提供 ★新掲載
■2 治療と就業の両立支援指針が作成されました
■3 令和7年度(下期)研修・セミナー・Web研修募集
■4 山口産業保健総合支援センター事業のお知らせ
■5 情報提供 ★年間掲載
■6 副所長コラム 連載記録更新中

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■1 情報提供 【厚生労働省情報他】★新掲載
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1.令和8年度全国安全週間のスローガンを募集します
 令和8年度の同週間のスローガンについて、安全意識の高揚と事業場における自主的安
 全活動の促進を図る内容とするものを募集する。
 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_68198.html
2.労働政策審議会建議「労災保険制度の見直しについて」を公表します
 https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000073981_00057.html

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■2 治療と就業の両立支援指針が作成されました(令和8年2月10日)
   職場における治療と就業の両立を促進するために必要な措置を講じることが、
   令和8年4月1日より事業者の努力義務となります。
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1.国において、当該措置の適切かつ有効な実施を図るための指針が、厚生労働省より
  示されました。
 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000115267.html

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■3 令和7年度下期 産業保健関係者向け研修・セミナー(3月)
 https://www.yamaguchis.johas.go.jp/seminar.html#B25-36
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36テーマ:「転倒・腰痛ゼロへ!〜今日からできる簡単体操と職場環境改善〜」
 内容 :従業員の健康管理は、企業にとって重要な課題です。転倒や腰痛は労働災害の
     主要な原因となり、企業活動に大きな支障をきたす可能性があります。本セミ
     ナーでは、転倒・腰痛のメカニズム、予防のための運動、職場環境改善のポイ
     ントなどを専門家が解説いたします。
 日時 :令和8年3月3日(火)13:30〜15:30
 講師 :合同会社アズユー 理学療法士(相談員・運動指導担当)道祖 悟史
 会場 :ココランド山口・宇部 2F リベルテ

37テーマ:「「治療と仕事の両立」の意義や支援について〜生きがいや働きがいを持って
     活躍できる社会の実現を目指して〜」
 内容 :「事業場における治療と仕事の両立支援のためのガイドライン」の説明や取組
     事例をご紹介します。
 日時 :令和8年3月11日(水)13:30〜15:30
 講師 :特定社会保険労務士(メンタルヘルス対策・両立支援促進員) 阿部 純子
 会場 :パルトピアやまぐち 第1会議室
 https://www.yamaguchis.johas.go.jp/seminar.html#B25-36

■Web研修・セミナーのお申し込みは、以下アドレスよりお願いします。
 https://www.yamaguchis.johas.go.jp/m-webseminar.html

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■4 山口産業保健総合支援センター事業のお知らせ
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★メンタルヘルス対策支援(無料)
  当センターでは、窓口での相談対応のほか、中小規模事業場(労働者数300人以下)
 からの申込を受けて、専門スタッフ(産業カウンセラー、社会保険労務士等)が事業場
 を訪問し、以下のメンタルヘルス対策に係る 取組を支援します。
(1)衛生委員会にかかる支援
(2)事業場における実態の把握にかかる支援
(3)「心の健康づくり計画」の策定にかかる支援
(4)メンタルヘルス対策のための事業場内体制の整備にかかる支援
(5)職場環境等の把握と改善にかかる支援
(6)メンタルヘルス不調者の早期発見と適切な対応にかかる支援
(7)職場復帰にかかる支援
(8)教育研修の実施にかかる支援
(9)ストレスチェック制度の導入にかかる支援
(10)職場復帰支援プログラムの作成支援
(11)管理監督者教育(研修)
(12)若年労働者教育(研修)
 これら支援は、当センターHPから、お申し込みいただけます。
 https://www.yamaguchis.johas.go.jp/mentalhealth.html
 または、当センター(電話:083-933-0105)に、お気軽にお問い合わせください。

★治療と仕事の両立支援(無料)
  当センターでは、「がん、脳卒中、精神障害、難病などの疾病を抱える労働者に対し
 て、適切な就業上の措置や治療に対する配慮を行い、治療と仕事を両立できるようにす
 るための事業場における労働者への支援」のお手伝いをいたします。
(1)産業保健担当者向け専門的研修
 産業保健スタッフ、人事労務担当者等が具体的に両立支援に取り組むことができるよう
 産業保健スタッフ等を対象とした専門的かつ実践的な研修を実施します。

(2)啓発セミナー
 「事業場における治療と仕事の両立支援のガイドライン」等の普及・啓発を目的に事業
 者等を対象としたセミナーを実施します。

(3)個別訪問支援
 両立支援に取組む事業場等からの支援要請を受けて、両立支援促進員(社会保険労務士
 等)が事業場に訪問し、相談や職場環境整備(体制づくり、規程・制度整備等)、管理
 監督者や労働者に対する治療と仕事への理解を促す教育を実施します。

(4)個別調整支援
 事業場と労働者(患者)の間の治療と仕事の両立に関する調整支援
 (両立支援プラン、職場復帰支援プラン作成の助言等)を行ないます。
 この支援は、労働者(患者)又は企業担当者等からの申出により実施します。
 支援の実施に当たっては、ご本人と事業主の同意書が必要になります。
 詳しくは、当センターHPをご覧ください。
 https://www.yamaguchis.johas.go.jp/ryouritsushien.html
 または、当センター(電話083−933−0105)に、お問い合わせください。

★皆藤愛子さんが、産業保健総合支援センターを動画で紹介します
 産業保健総合支援センター及び地域産業保健センターが提供するサービスについて、
 アナウンサーの皆藤愛子さんがわかりやすく解説します。是非ご覧ください。
 https://www.johas.go.jp/Portals/0/sanpocenter/webhiroba.html

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■5 情報提供 ★年間掲載
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1.労働者健康安全機構ホームページ「労災疾病等医学研究・開発」
https://www.johas.go.jp/kenkyu/rosaisippei13bunya/tabid/398/Default.aspx

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■6 副所長コラム  戎本 潤
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皆さまこんにちは。9回目の投稿です。拙コラムにも「見てるよ」のお声をいただいたり、
ネタの提供をいただいたりする一方、「長すぎる」「せめて半分に」といったご意見も時折
いただいております。座右である「適当、いい加減」を少しだけ「適切、良い加減」にする
よう心がけたいと思います。

さて、日本選手団が過去最高のメダル数を獲得したミラノ・コルティナオリンピックも終了
しました。冬季オリンピックの各競技は毎回見ごたえがあり、触れると長くなるので1点だ
けにしますが、「りくりゅう」の逆転演技は素人目にも超美しくて感激でした。「逆境から
の逆転」を池井戸潤さん原作のドラマのような逆転劇と重ねてしまいましたが、プレーの
ミスをプレーで見事に取り返し、「倍返し」(※やられたからやり返したのとは違いますが)
以上の結果に持ち込んだ美技は奇跡的でした。私たちも大なり小なり仕事でミスすることは
ありますが、「仕事のミスは仕事で取り返すしかない」といったことを思い出させてくれた
ようにも思います。家庭のミスもそうかもしれませんが・・こちらのジャッジは配偶者次第
かもしれません(汗)
それでは、今月の話題はこちら。

【「治療と仕事の両立支援」の企画から】
去る2月4日(水)、周南市にて、山口労働局と共催で「治療と仕事の両立支援セミナー」
を開催しました。内容は精神科医のN先生による医学的知見、がんと向き合う団体のF代表
による体験談、企業のY経営企画室長による取組事例、行政からの法改正の概要(令和8年
4月から取組が努力義務化)で、医療者、患者、企業それぞれの知見や想いに一度に触れ
られた企画だったと思います(ご参加の方からは「時間が短かった」のご意見を多くいた
だきました)。
また、2月28日(土)には、岩国医療センターさんによる「がんと仕事の両立」の市民
公開講座に演者、パネリストとして参加させていただきました。こちらでは主催者のK部長
先生をはじめ、がん看護専門のU看護師、関西医大のI准教授、医学博士で参議院議員の
H先生とご一緒させていただき、医療者視点での大変貴重な時間を過ごさせていただきま
したが、これらの企画を通して学んだり、思ったりしたのが、
● 治療と仕事の両立支援には医療者、患者(家族)、企業(使用者)、行政等様々な立場
があり、それぞれの視点で見え方や想いが少なからず異なる。善意であっても話がかみ合わ
なくなるため、調整する存在(両立支援コーディネーター)が必要である。
● 医療者の中でも両立支援に対する考え方や想いの温度差はまだまだ大きく、企業や社会
においても同様と思われる。
● サポートを必要とする人がいて、サポートする側の人もいたとしても、それらを調整
する場についての周知はまだまだ必要である。
● 両立支援を進めるうえでは「社会的包摂」が必要。ここでいう「社会」とは、社会全体
はもとより、あらゆる集合体(小さなものから大きなものまで)や、集合体同士が関わる世界
にも適用されるもので、つまるところ「あらゆる場面での“ONE FOR ALL 
ALL FOR ONE”の精神」が必要。
ということで、当面はこういった課題を認識しつつ取り組んでいく必要があるように思います
(あくまでも私見です)。

 なお「両立支援コーディネーター」の研修は毎年実施されており、令和8年度も実施
(恐らく6月あたりから年間7回程度(前年度実績))されます。内容は社会の多岐に渡る
もので大変役に立つと思いますし、特に資格もいりません。ちなみに私も令和7年6月に
修了しました。1事業場に1名はおられても良いと思いますので、未受講の方は是非に
ご受講いただけたらと思います。

 それでは、もうすぐWBCが開幕します。年度末であわただしいですが「仕事とプライベート
の両立」も自らコーディネートしてゆきましょう。ご安全に&ご健康に!!

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次の配信は4月を予定しております。
これまでのメールマガジンのバックナンバーは、下記よりご覧いただけます。
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