山口さんぽメルマガ第207号【研修に参加しませんか】

投稿者: | 2025-12-03

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第207号:2025年12月3日 発行
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INDEX
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■1 治療と仕事の両立支援セミナー開催 NEW
■2 情報提供 ★新掲載
■3 令和7年度(下期)研修・セミナー・Web研修募集
■4 山口産業保健総合支援センター事業のお知らせ
■5 情報提供 ★年間掲載
■6 副所長コラム 連載

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■1 治療と仕事の両立支援に関するセミナーを開催します。どなたでも参加可能です
 内容は、治療と仕事の両立支援の法制化についての説明、
 精神科の専門医師によるメンタルヘルス不調者に対する支援の講演、がん経験者による
 経験談、企業による取組事例の紹介です。
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1.開催日時:令和8年2月4日(水) 14:00 〜 16:00
2.開催場所:山口県周南総合庁舎2Fさくらホール
  (山口県周南市毛利町2丁目38)
3.開催案内とお申し込みは以下よりお願いします。
  https://yamaguchis.johas.go.jp/updateinfo/080204ryoritsusienseminar.pdf

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■2 情報提供 【厚生労働省情報他】★新掲載
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1.第2回「化学物質管理強調月間」を2月に実施
  〜第2回のスローガンを決定〜
  https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65341.html

2.令和7年度「社会保険労務士制度功労者厚生労働大臣表彰」の受彰者を決定しました
  https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65936.html

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■3 令和7年度下期 産業保健関係者向け研修・セミナー(12月・1月・2月・3月)
 https://www.yamaguchis.johas.go.jp/seminar.html#B25-28
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28テーマ:「職場や家庭でできる感染対策について」
 内容 :感染症と感染対策の基本についてお伝えします。
 日時 :令和7年12月8日(月)14:00〜16:00
 講師 :山口労災病院 感染管理認定看護師 重村 智樹
 会場 :パルトピアやまぐち 第1会議室

29テーマ:「アサーション〜自他尊重のコミュニケーションを学ぶ〜」
 内容 :相手を尊重しながら自分自身の意見や感情を伝える自己表現のスキルを学ぶ。
 日時 :令和7年12月19日(金)13:30〜15:30
 講師 :専門学校YICグループ 産業カウンセラー 中川 恵子
 会場 :山口県セミナーパーク 研修室204号

30テーマ:「部下を持つ人のための、メンタルヘルスケア」
 内容 :メンタルヘルスと部下への対話に活かすコミュニケーションスキルを学ぶ。
 日時 :令和7年12月24日(水)13:30〜15:30
 講師 :Brightep 産業カウンセラー アンガーマネジメント 山根 美代子
 会場 :周南地域地場産業振興センター 会議室3

31テーマ:「労働者の保健指導のためのエネルギー量の考え方」
 日時 :令和8年1月6日(火)14:00〜16:00
 講師 :山口大学大学院創成科学研究科 教授 (相談員・産業医学担当)奥田 昌之
 会場 :海峡メッセ下関 805号会議室

32テーマ:「アドラー心理学を通して考えるハラスメント対応」
 内容 :ハラスメント対応は現在、喫緊の組織の課題と言えます。被害者側の訴えから
     アドラー心理学のエッセンスを織り交ぜながら解説します。
 日時 :令和8年1月14日(水)13:30〜15:30
 講師 :宇部フロンティア大学大学院附属 臨床心理相談センター長 木元 卓也
 会場 :ココランド山口・宇部 2F リベルテ

33テーマ:「職場のメンタルヘルス対策「おかしいな?」と感じた時の声のかけ方話方」
 内容 :“一緒に働く部下や同僚の変化に気づいても、どう対応して良いのかわからな
     い。そんな悩みを具体的に解決するヒントをお伝えします(少人数演習あり)
 日時 :令和8年1月29日(木)13:30〜15:30
 講師 :学校法人YIC学院 総合支援室室長専任産業保健看護師(相談員)山下 清可
 会場 :パルトピアやまぐち 第1会議室

34テーマ:「Z世代と受け入れる側のストレスとコミュニケーション」
 内容 :Z世代と呼ばれる若い世代とのコミュニケーションの特徴と受け入れる側の上
     司世代のストレスについて考えていきます。
 日時 :令和8年2月16日(月)13:30〜15:30
 講師 :宇部フロンティア大学大学院附属 臨床心理相談センター長 木元 卓也
 会場 :海峡メッセ下関 805号会議室

35テーマ:「アサーティブな対応を学びましょう〜相手も自分も大切にしたコミュニケー
     ション〜」
 内容 :感情に任せて怒りをぶつけたり、言いたいことも言えなかったり、そんなこと
     はありませんか。対人関係を円滑にするためのコミュニケーションを学びましょう。
 日時 :令和8年2月27日(金)13:30〜15:30
 講師 :山口産業保健総合支援センター(産業保健専門職)保健師 岸野 朝子
 会場 :周南地域地場産業振興センター 会議室3

36テーマ:「転倒・腰痛ゼロへ!〜今日からできる簡単体操と職場環境改善〜」
 内容 :従業員の健康管理は、企業にとって重要な課題です。転倒や腰痛は労働災害の
     主要な原因となり、企業活動に大きな支障をきたす可能性があります。本セミ
     ナーでは、転倒・腰痛のメカニズム、予防のための運動、職場環境改善のポイ
     ントなどを専門家が解説いたします。
 日時 :令和8年3月3日(火)13:30〜15:30
 講師 :合同会社アズユー 理学療法士(相談員・運動指導担当)道祖 悟史
 会場 :ココランド山口・宇部 2F リベルテ

37テーマ:「「治療と仕事の両立」の意義や支援について〜生きがいや働きがいを持って
     活躍できる社会の実現を目指して〜」
 内容 :「事業場における治療と仕事の両立支援のためのガイドライン」の説明や取組
     事例をご紹介します。
 日時 :令和8年3月11日(水)13:30〜15:30
 講師 :特定社会保険労務士(メンタルヘルス対策・両立支援促進員) 阿部 純子
 会場 :パルトピアやまぐち 第1会議室
 https://www.yamaguchis.johas.go.jp/seminar.html#B25-28

■Web研修・セミナーのお申し込みは、以下アドレスよりお願いします。
 https://www.yamaguchis.johas.go.jp/m-webseminar.html

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■4 山口産業保健総合支援センター事業のお知らせ
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★「転倒災害」や「腰痛災害」防止のための「運動指導」(無料出張サービス開始)
 当センターでは、第 14 次労働災害防止計画の重点項目である「転倒」や「腰痛」の労
 働災害防止対策に取り組もうとする事業場を支援するため、理学療法士などの専門家を
 派遣して、働き盛りの中高年齢労働者の身体機能の維持・改善と足腰の筋力やバランス
 力の低下を防ぐための「運動指導」の「無料の出張サービス」を開始しました。
 https://www.yamaguchis.johas.go.jp/soudan/undousidou-kobetsuhoumon.pdf

★地域窓口(地域産業保健センター)における健康相談(無料)
  小規模事業場(労働者50人未満)の事業者が行う産業保健活動を支援するため、
  労働者の健康の確保に関する相談対応等を実施します。
  主な実施事項は次の通りです。
 1.健康診断の結果(有所見者に限る)についての医師からの意見聴取
 2.長時間労働者に対する医師の面接指導
 3.ストレスチェックに係る高ストレス者に対する医師の面接指導
 4.脳・心臓疾患のリスクが高い労働者に対する保健指導
 5.メンタルヘルス不調の労働者に対する相談・指導
  県内に9つの地域窓口があります。詳しくは各地域窓口にお問い合わせください。
 https://www.yamaguchis.johas.go.jp/chiikisanpo/thisanpoannai.pdf

★皆藤愛子さんが、産業保健総合支援センターを動画で紹介します
 産業保健総合支援センター及び地域産業保健センターが提供するサービスについて、
 アナウンサーの皆藤愛子さんがわかりやすく解説します。是非ご覧ください。
 https://www.johas.go.jp/Portals/0/sanpocenter/webhiroba.html

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■5 情報提供 ★年間掲載
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1.令和7年度両立支援コーディネーター基礎研修 募集中
 この研修では、インターネット回線を利用した「動画配信研修」と「WEBライブ講習」
 を組み合わせた研修を行います。動画配信による研修(20日間程度の期間において任意
 の時間で視聴可)をすべて受講していただいた上で、「WEBライブ講習」開催日にリア
 ルタイム研修を受講していただくことになります。
 すべてのカリキュラムを履修された方には修了証を発行します。
 なお、本研修は「認定医療ソーシャルワーカーポイント」の認定ポイント対象
 研修(11ポイント)になります。
 https://www.johas.go.jp/ryoritsumodel/tabid/2126/Default.aspx

2.労働者健康安全機構ホームページ「労災疾病等医学研究・開発」
 https://www.johas.go.jp/kenkyu/rosaisippei13bunya/tabid/398/Default.aspx

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■6 副所長コラム  戎本 潤
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皆様こんにちは。6回目の投稿です。早いもので今年も年末ですが、まずはレノファ山口
から。最終戦で大宮アルディージャに勝利するも、カターレ富山が勝ったためJ2からJ3へ
の降格が決まってしまいました。私は今シーズン8回観戦し、4月のルヴァンカップで鹿島
アントラーズ(現在J1首位)に大金星をあげた試合も見ましたが、素人目に見て、今年の
チームは格上相手にも十分戦える力があると思っていました。しかし、シーズン通して、
似た展開で勝ちを落としたゲームがあまりにも多すぎでした。采配や選手の動きなどの細
かいところは全くわかりませんし、天皇杯等のトーナメント大会でジャイアントキリング
したJ2のチームが、同じ年にJ3に降格した例が過去にあるのか不明ですが、レノファには
J3で無双して再びJ2に返り咲いてもらいたいと思います。
あと、11月20日(木)にKDDI維新ホールで開催された「過労死等防止対策推進シンポ
ジウム」に参加しましたが、過労死遺族の話はやはり重いです。今回は15年前に当時
49歳の旦那様を亡くされた奥様のお話でしたが、職員の相次ぐ退職等で旦那様に仕事が
一手にのしかかり、帰宅も翌日となる状態が4、5年経過したある日の夜、職場で倒れて
帰らぬ人となったそうです。「脳動脈瘤破裂」という病名で手術も不可能だったそうです。
労災は滞りなく認定され、損害賠償の民事裁判も勝訴しましたが「主人は帰って来ない」
と涙と共に語られました。
奥様も人前でお話できるようになるまでずいぶん時間がかかったと思いますが、話を聞い
て思ったのが「誰かが犠牲にならなくてはならない組織は組織として終わっている」とい
うことです。「協力」の下の「押し付け合い」や「奪い合い」もありがちですが、押し付
けのような仕事が個人に集中しすぎていないかどうかは、管理職を中心に注視しておく必要
があると思います。
その他、全国の熊害も気になるところですが、今回は年末にまつわる話題です。
【「令和7年度 年末年始無災害運動」について】
 https://cdn.goope.jp/87192/251127125405-6927cb5d1dcf7.pdf
これは、中央労働災害防止協会が主唱、厚生労働省が後援する運動で、毎年12月1日
から1月15日を期間として実施され、今年で55回目となります。
今年のスローガンは、
「年末」感謝の総点検 「年始」も笑顔で無事故の発進
とされていますが、「感謝の総点検(振り返り)」と「笑顔の発進」の組み合わせは色々
な場面で活用できそうですので、これから私も使わせていただこうと思います。
事業場の実施事項としては、
 ・非定常作業における労働災害防止対策
 ・安全衛生保護具や標識等の点検整備
 ・化学物質管理の徹底
 ・転倒、墜落・転落、はさまれ・巻き込まれ災害防止、腰痛予防対策の徹底
 ・火気管理の徹底
 ・交通労働災害対策の推進
 ・過重労働をしない・させない職場環境づくり
 ・高年齢労働者を含めた身体機能の維持向上のための健康づくり、健康的な生活習慣
  (睡眠、食事、運動等)に関する健康指導の実施
 ・感染症拡大防止対策の徹底
 ・職場のハラスメント防止につながる取り組みの推進
 ・自然災害に伴う復旧・復興工事等における労働災害防止対策の推進
 ・安全衛生意識高揚のための活動の実施
とされています。
 各事業場においても、時折振り返ると良い事項が並んでいると思いますので「年末年始
無災害運動」の他、「全国安全週間」「全国労働衛生週間」といった期間にでも、「感謝
の振り返り」と「笑顔の発進」を行うことができたら良いのではないかと思います。

【「年末年始の動きは非定常作業」の話】
上記の「年末年始無災害運動」にも「事業場の実施事項」の最初に「非定常作業における
労働災害防止対策の徹底」があります。
「非定常作業」とは「いつもと違う作業」のことで、主に「機械の点検整備(これにも
定期的なものと突発的なものがありますが)」を思われる方が多いと思いますが、年末年始
については「年末年始の動き全体が非定常作業」と認識した方が良いと思います。
 12月に入ると、途端にそれまでと動きが全く異なる業界も多いと思います。自社のみな
らず、関係業者の動きも慌ただしくなるでしょうから、それだけでも十分に非定常といえ
るでしょう。多種の業務も重なり、追い打ちをかけるように、機械や取引や人員に突発的
なトラブルが発生しようものなら・・・そんな時に少しでも役立つかもしれない二つのこ
とを紹介させていただきます。
  (1)安全のABC・・・「A」当たり前を「B」バカにせず「C」ちゃんとやる
  (2)あせらない 急ぐ時ほど 落ち着いて!
(1)については、よく耳にされている方も多いのではないかと思います。(2)につい
ては、厚生労働省が平成27年から提唱している「STOP転倒災害プロジェクト」において、
当初サブタイトルのように記載されていたものです。数年たって何故か消えてしまいまし
たが、非常に良くて勿体ないので、個人的に使用させていただいてます。
 これらは、以前書かせていただいた「3つのマ」の話
   ・「まあいいか」や「魔が差す」はいつか「まさかの瞬間」につながる
   ・断ち切るための「マ」は「間を持つこと」
とも関連する話だと思いますが、私も含め、皆様が公私ともに各種の業務が重なる多忙な
年末を円滑に乗り切れることに何かしら寄与できる事柄となれれば幸いです。
次回は新年です。非定常な年末を乗り切り、よいお年をお迎えください。
ご安全に!!&ご健康に!!

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次の配信は1月を予定しております。
これまでのメールマガジンのバックナンバーは、下記よりご覧いただけます。
https://yamaguchis.johas.go.jp/blog/?cat=4

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