本年７月末までに労働基準監督署に報告のあった熱中症の件数が、
厚生労働省で取りまとめられました。（別紙）
これによれば７月末までの累計確定数は、昨年（平成28年）同期までの確定数200人を
超えることが推定されています。
また、昨年８月には、熱中症による死傷者数が219人発生しています。
さらに、夏季休暇などの一定期間暑熱環境における作業から離れ、その後再び当該作業を
行う場合等においては、熱順化（熱に慣れ当該環境に適応すること）していない状態に
再び戻っていることが想定されます。
（熱へのばく露が中断すると４日後には、熱順化の顕著な喪失が始まるとされています。）
各事業場は８月以降におきましても、熱中症予防対策の更なる徹底を図りましょう。
〇職場における熱中症の予防について
（平成21年６月19日付け基発第0619001号）
